防災訓練

湘南リーマン一家は本日防災訓練を実施した。ついでに夕飯の材料買出も兼ねる無駄の無い訓練だ。

海近くに住むのは大きな魅力だが、東日本大震災の津波の映像を見ると、そんな考えをねじ曲げてしまう程の不安感も内在するものだ。

さて、地震発生。先ずは初動で、机の下に隠れるか、家具から身を離し身の安全を確保。揺れが収まったら直ぐ様、落ち着いてかつ迅速に避難。ポイントはあれを持っていこう、これを持っていこうと欲張らないこと。かけてある上着を着て、靴を履く。これで充分。後は数秒足らずのロス、いつも同じ場所に置いてある財布をとる、玄関に置いてある避難袋を持つ。それだけだ。最低限鍵をかけ、家を出る。

Googleマップで海抜は調べており、駅前に向け、やや北側に走る。一応自転車は持っていくが、邪魔なら通行の妨げにならないよう乗り捨てる。安全な直線があるなら細心の注意を以て家族を載せて距離を稼ぐ。
避難路における高いマンションは把握済みだ。エントランスがオートロックになっているマンションは非常時に中に入れるか分からないので、それ以外の建物を見つけておく。今日は実際にマンションの階段前まで入ってみた。。

一方でこんなことをしても本番はパニックになり何も出来ないかも知れない。更に生死の分かれ目は殆どが運によるものだ。だが、『訓練で出来ないことは本番では奇跡でもおきない限り出来ない』というのも間違いない真理だ。天災はいつか必ずやってくる。『その日』の為に何もせずいるのは生存本能に逆行していると言わざるを得ない。

必ず起こる天災であるから、毎年安全を願う必要もない。寧ろ俺の場合は今なら
体力にも自身あり、家族を助ける力を持っている。

また、命さえ助かれば、資産の殆ど全ては金融機関に預けてあり、家は借家で、僅かばかりの家具や品々が流れても正直なところ、人が犠牲になるに比べたら何ともない。

いざというとき、『身を守る術』を恥ずかしがらずに磨いていこう。
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