「ごんぎつね」は撃たれて当然か

下記記事を抜粋

 小学校の国語の教科書では定番の童話「ごんぎつね」。この物語に対する1人の小学生の感想が、2ちゃんねるのスレッド「姪っ子のごんぎつねの感想が問題になっているんだが……」で議論を呼んでいます。

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 覚えていない方のために簡単にあらすじをご紹介。いたずら好きなきつねのごんは、ある日兵十が病気の母親のために用意したウナギをわざと逃がしてしまいます。ところが、その後母を失って落ち込む兵十を見てごんは反省、償いのために魚や栗を兵十の家に届けはじめます。しかし、そうとは知らない兵十はごんがまたいたずらをしにきたのだと勘違いし、ごんを火縄銃で撃ってしまう。そこではじめてごんが食べ物を運んでくれていたことに気付くというお話です。

 多くの子供は「ごんがかわいそう」という感想を持ったようですが、投稿者の姪は「やったことの報いは必ず受けるもの」「こそこそした罪滅ぼしは身勝手で自己満足でしかない、(兵十はごんの反省を知らないのだから)撃たれて当たり前 」とシビアな感想を抱いたようです。この感想が学校で物議を醸しているそうで、スレッド内でも大きな議論に発展しています。

 「小学生でそこまで考えられるのは凄い」「撃たれて当たり前って言うと物騒な子だと受け取るかも知れんが、これはこれで筋が通ってる」とこの感想を肯定的に評価する声がある一方、「ごんぎつねが悪いとしてもごんぎつねだって可哀想だろ」「ごんの気持ちも考えるように指導するのが大人」といった意見も。「感想」に対して問題があると指摘すること自体がおかしいという意見も多く出ていました。さまざまな捉え方ができるこの物語、あなたはどう思いますか?

………

狡猾なキツネの中にある優しい心。
ある日改心できたこと。

それに気付かずキツネを殺してしまった猟師。

この物語の悲しさは主に「伝わらなかった思いやり」「キツネの悪から善へのコントラスト」から構成される。

小学生の頃、素直に猟師もごんも可哀想と思ったものだ。

但し、物事の良し悪しをはかる為にこれをキツネを人間に置き換えて考えてみよう。

【隣のゴン】
サッポロリーマンの家の近所に住むゴン蔵さんは初老の男性。
いつもテレビの音がうるさい、子供の泣き声がうるさいと文句をつけてくる。
特に酷かったのは、嫌がらせかサッポロリーマンの家の前に生ゴミをまき散らかしていたことだ。
ゴン蔵の家にすぐ怒鳴りこんだが、彼は知らぬ存ぜぬの一点張り。
次は証拠を掴んで倍返ししてやろうと思っていた所だ。

一方のゴン蔵は反省をしていた。
実はゴン蔵は昨年最愛の夫人を亡くし、失意の淵にいた。
ゴン蔵「俺はなんてことをしていたのだろう。人を羨んだってあいつが帰ってくる訳じゃなし」「サッポロリーマンさんには酷いことをしてしまった。明日にでも謝りに行こう」

翌日ゴン蔵は菓子折を持ってサッポロリーマン宅へ向かった。

ゴン蔵はドキドキしていた。果たして許してくれるだろうか。インターホンを押す。不在のようだ。

だが何かおかしい。人のいる気配がする。そしてベランダの窓には穴があき、カーテンが風でゆらゆら揺れている。。「空き巣だ!」ゴン蔵は直感的にそう思った。

ゴン蔵は初老の身体に鞭打ち、階段の手すりを乗り越えるとベランダに飛び移った。窓から部屋の中を覗くとやはり空き巣が金品を物色している。

「今こそ罪滅ぼしの時だ!!」

ゴン蔵は勇気を振り絞り、空き巣に突進した。

「このドロボーっっ!!」

空き巣は驚愕し、何も取らずその場を立ち去った。

「良かった、、これでサッポロリーマンさんの役に立てた」

そんな矢先、サッポロリーマンは帰宅した。

ゴン蔵「大変でしたね。でももう大丈夫です。」
サッポロリーマン「はぁ?テメー何してやがる!?おい警察だ!不法侵入だ!」
ゴン蔵「いや違います、、何言ってるんですか、私は、、」

ゴン蔵のセリフが言い終わる前にサッポロリーマンの防犯用の竹刀が一閃。

ゴン蔵の頭をカチ割った。

すぐに駆け付けた警官により、ゴン蔵は御用となったわけだ。

……

うーん。何かどうにも悲話にならない。。難しいものだ。

iPhoneからの投稿—–

shounan-riiman

サラリーマン自由人

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